文部科学省は、私立大学の目玉研究に最長5年間の継続支援をする「私立大学研究ブランディング事業」を計画途中で打ち切ることを決めた。

同事業をめぐる東京医科大学の贈収賄事件後に見直していた。

年間50億円を超える事業で、若手研究者の人件費などとして見込んでいた大学側は、突然の打ち切りに反発。

職を失う研究者も出ている。

採択校はのべ120校。
早稲田、慶応、上智、立命館、関西、名城大など有名私大の多くが助成を受けてきた。

文科省は3月の1日と8日に大阪、東京でそれぞれ説明会を開き、事業打ち切りを採択校に伝えた。

https://www.asahi.com/articles/ASM485CH9M48PTIL013.html