元巨人の助っ人、バルビーノ・ガルベス投手(55)が7日放送のTBS系「平成スポーツあったなぁ大賞」に出演。
球史に残る悪行となった、審判へのボールを投げつけ事件について「ボールボーイに返しただけ」と弁明した。

母国のドミニカの首都郊外で番組の取材に応じたガルベス氏は、現役時代と同じ口ひげをたくわえていたが、
かつての暴れん坊の印象はなくスーツを着こなしたジェントルマン。
現在は、ベースボールアカデミーを経営し未来の大リーガーの育成に力を入れているという。

ガルベス氏は巨人に1996年から2000年まで在籍。先発投手として活躍したが、1998年7月31日の阪神−巨人戦で、
審判の判定にたびたび不満を見せ、ホームランを打たれて投手交代を告げられると怒りがヒートアップ。
当時の長嶋茂雄監督らがなだめて三塁ベンチ前まで戻ってきたが、振り向きざまに手にしていたボールを審判めがけて思い切り投げつけた。
この“暴挙”で本人は半年間の出場停止処分。長嶋監督は頭を丸める騒動に発展した。

当時の映像を見せられたガルベス氏は「お前ら、間違ってるぞ。あれは審判に投げたんじゃない」と語気を強め「あれはボールボーイに返しただけだ」と説明。
「あれのおかげで半年間の出場停止だ。乱闘で相手を殴ったヤツでも10日ぐらいなのに。俺は投げただけで半年だ」と当時を思い返して不満を口にした。
しかし、続けて「あの事は正直、反省してる。本当に悪かったと思ってる」と猛省。日本語で「ゴメンナサイ」と謝罪していた。

https://www.daily.co.jp/baseball/2019/04/08/0012225129.shtml
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