Maxwell GPUを搭載したNVIDIAのAI/ディープラーニング向け小型モジュール「Jetson Nano」が近日発売される見込みだ。

オリオスペックがインターフェイス基板とのセット品「Jetson Nano開発者キット」の予約受け付けを開始している。
入荷時期は5月下旬で、販売価格は税抜き12,800円(税込13,824円)。

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なお、開発者キットを扱っている菱洋エレクトロによれば、モジュール単体での出荷が開始されるのは6月の予定とのこと。

Jetson Nanoは、CUDAコア128基のMaxwellアーキテクチャGPUや、4コアのARM Cortex-A57プロセッサを搭載した
AI/ディープラーニング向けモジュールで、70×45mmの小型モジュールながら高性能・低消費電力というのが売り。
演算性能は472GFLOPSを公称し、消費電力については開発者キットが5W/10Wの電力モードで動作するとしている。

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モジュールには、メモリ4GB(64bit LPDDR4)やストレージ16GB(eMMC 5.1)のほか、
カメラ用インターフェイス(MIPI CSI-2 DPHY)やmicroSDカードスロットなどが搭載。
開発者キットに含まれるインターフェイス基板(100×80×29mm)と接続することで、
HDMI 2.0やRJ-45(Gigabit Ethernet)、USB 3.0(標準A)、GPIOなどの端子も使用できるようになる。

(後略)
https://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/news/news/1178682.html