韓国の国家情報院(NIS)は29日、議員らとの非公開会合で、北朝鮮が閉鎖を約束していた
長距離ミサイル発射場の復旧作業をはぼ完了させたと報告した。出席議員らが同日、記者会見で明らかにした。

 先月ベトナムで行われた米朝首脳会談の直後、複数の衛星写真から、北朝鮮の西海衛星発射場(Sohae Satellite Launching Station)での動きが活発化している様子が示されていた。
これを受け、核を保有する北朝鮮が長距離ミサイルの発射や衛星の打ち上げ準備を進めている恐れがあるとの国際的な懸念が広がっていた。

 国家情報院からの報告を受けた議員は記者団に対し、「北朝鮮は先月の米朝首脳会談に先立ち、昨年7月末に一部を解体した発射場の再建に着手していた」と発表。
「復旧作業はほぼ完了しており、現在は若干の補修作業が行われている」と明かした。

北朝鮮ミサイル発射施設、復旧「ほぼ完了」 韓国情報機関
https://www.afpbb.com/articles/-/3218343?act=all