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https://www.sankei.com/smp/politics/news/190325/plt1903250040-s1.html

国民民主党内で「解党」を求める声がくすぶり始めた。

玉木雄一郎代表が主導する自由党との合併構想に展望が見いだせないという理由で、一部議員が立憲民主党を軸にした野党再編志向に傾いているのだ。
動揺につけ込むように、立憲民主党側はじわじわと切り崩しの触手を伸ばしている。

(中略)
国民民主党を解党し、立憲民主党のもとに結集したほうが得策ではないか−。
党内にこんな不安が広がるのも無理はない。動揺を見透かすように、立憲民主党の衆院会派に所属する安住淳元財務相らベテランは国民民主党の若手に対して揺さぶりをかけ始めた。

「『大きな固まり』を作るためには、まず無所属になって、頃合いをみて立憲民主党に入ったらいい」

安住氏は2月末、国民民主党若手との会合でこう促した。立憲民主党の外堀を埋める目的の合併構想をきっかけに、逆に相手方から切り崩しを受ける展開は皮肉というほかない。

「解党を訴える動きが出たら、もう止められない。じわりと広がっていく」

立憲民主党幹部はこうほくそ笑んだ。