Googleが20日の2時に発表したクラウドゲーム機『STADIA(スタディア)』。今までのクラウドゲーム機では不可能としてきた低遅延、
1080p、60fpsでの動作を実現し、コンソールゲーム機からクラウドゲーム機にシフトするのではと言われた。

しかし、クラウドゲーム機に完全移行するのか? 発表会を見たゲーマーからするとそうでもないようだ。

まず次の様な欠点が挙げられている。

・MODが入れられない
・字幕データーパッチ追加など出来ない
・いつ配信停止されるかわからない
・サーバーが落ちたら一斉に遊べなくなる
・Googleアカウントに紐付いている怖さ
・「遅延なし」と言われてるが全くないわけではない
・そこそこ高速な回線が必要

じゃあ利点はどのようなものなのか?

・高性能マシンを用意しなくてもいい
・Chromeブラウザで遊べる手軽さ
・ゲームが進化しても新たなゲーム機やGPUを買い換える必要がない
・不正ができなくなる
・ゲームをインストールするためのストレージが必要ない

こう考えるとライトユーザーにはクラウドゲーム、コアゲーマーは既存のゲーム機が良いのでは無いだろうか。
この流れはパッケージからダウンロード販売に移行するときの流れに似ている。「パッケージは一生残る」といいつつも、
結局手軽に管理でき、いつでも遊べるダウンロード販売は普及し、PCではSteamなるものも登場し、ほぼダウンロード販売だ。

では、クラウドゲーム機に合致するゲームとはなんだろうか? それこそ『人狼』や『PUBG』など不正なMODを必要としない、
オンラインマルチゲームだと思われる。

『STADIA』であれば動きの少ない『人狼』から1フレームを競う『PUBG』までマシンスペックを気にせず遊ぶことが出来る。
なによりもクラウドゲームの大きなメリットは不正ができなくなることが。

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