[ハンギョレ21] 足立修一、高木健一など
韓-日の過去の訴訟で韓国人を代理した弁護士たち

「(韓国最高裁判所の)強制徴用賠償判決は、人権を重視する国際的な流れに合わせた正当な判決である」
「国際法に照らしてありえないという安倍晋三首相の発言こそ、むしろありえない言葉だ」
去る2月14日、東京の真ん中の国会参議院会館で、強制徴用賠償判決を高く評価する言葉があふれた。
発言の主人公は日本人弁護士だ。
かれらは安倍政権の「韓国叩き」で反韓感情が高まった日本で、韓国人日帝被害者の名誉回復のための訴訟を代理している。
韓国で強制徴用訴訟を代理したチェボンテ弁護士は、「日本人弁護士がいなければ、強制徴用被害者の恨(ハン)は永遠に解けなかった。
韓国人被害者の戦後補償と関連して日本で40件の訴訟が進行されたが、この訴訟に参加した日本人弁護士は100人を超えている」と語った。

戦争加害者の日本政府と主流メディアが正当な判決にむしろ是非をかける姿を見つつ、韓国の日本に対する不信も高まっている。
しかし日本の良心的弁護士がいなければ、最高裁の確定判決は、そもそも不可能だったかもしれない。
反省と和解を拒否する政権を相手に、過去の解決をするのは決して容易ではないが、
切断された対話を回復させようとする努力は続けなければならない。
それが日本の良心勢力が望むものでもある。

この日、遺族たちのそばには、日本の法廷で韓国人強制徴用被害者訴訟を代理した足立修一(60)弁護士もいた。
彼は遺影写真を胸に抱いたまま、冷たい風に身を震わせている遺族たちを悲しく眺めた。
一時とはいえ「三菱家族」だった人に、温かいお茶を出せとはいわないが、むしろ門前払いする三菱の行動は呆れるものだった。
まるで三菱に代わって許しを求めるように、遺族らと視線があうたびに、彼は申し訳ない表情を作って見せた。



【韓国の反応】「韓国人の平和の友達になった日本の良心弁護士」韓国マスコミ
http://oboega-01.blog.jp/archives/1074048122.html
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足立修一弁護士が2月15日、東京三菱重工業本社前で、強制徴用被害者に謝罪するよう横断幕を持っている。
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