兵庫県は15日、洲本市の海岸で採ったアサリから規制値を超えるまひ性貝毒を検出したため、県内の大阪湾全域(尼崎市〜明石市、淡路島東側以東)の海岸でアサリなど二枚貝の採取を禁止したと発表した。
県内で今年、規制値を超える貝毒の確認は芦屋市のアサリに続き2例目。
県によると今後、毎週の検査で3回続けて規制値を下回るまで、採取禁止が続く。
貝毒は有毒プランクトンが原因。二枚貝だけに発生し、他の魚介には影響しない。
加熱、冷凍しても毒性が弱まらず、食べると手足などがしびれ、呼吸不全で死ぬこともある。
書き手・山路 進
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201903/sp/0012150374.shtml