米中対決と朝鮮半島危機

2月末にハノイで行われた米朝首脳会談は決裂した。
昨年6月に始まった米朝首脳会談は、そもそも没落する米帝にとって米中貿易戦争と一体の、米帝の延命をかけた朝鮮半島・東アジアへの侵略戦争政策そのものである。
新たな帝国主義侵略戦争の時代への通過点である。

<中略>

米議会での「ロシア疑惑」の追及などでますます追い詰められているトランプ政権は、北朝鮮・朝鮮半島、中国への侵略と侵略戦争の策動を強めている。
一方、北朝鮮キムジョンウン体制の危機もますます激化している。
国連による経済制裁は、北朝鮮の人民を人質にとった一個の戦争行為であり、とりわけ石油の禁輸措置は、北朝鮮人民の生活と生命を危機に陥れている。これは断じて許せない。

キムジョンウンは労働者人民に矛盾を押しつけて、核兵器の開発・保有に延命をかけているが、国内危機は体制の崩壊に直結するような限界点に達している。

http://www.zenshin.org/zh/f-kiji/2019/03/f30180101.html