[社説] 日本企業資産差し押さえに報復するという麻生の脅迫

 日本の麻生太郎副総理が12日、韓国大法院の強制徴用賠償判決に関連して、
日本企業の資産差し押さえに対応する報復措置として「韓国製品の関税引き
上げや送金及びビザ発行の禁止を検討している」と語った。最近韓国で、裁判所
の賠償命令を拒否した新日鉄株式代金などに対する資産差し押さえ手続きが
進行していることについて立場を聞く日本の議員の質問の答えとして出た言葉だ。
 総理まで経験した日本の要人が韓国の法によって進められている事案に経済報復
まで取りざたして論じた事は事実上の脅迫に近い。日帝強制占領期の誤りを反省
する態度はかけらも見られない居直り(本文では「적반하장」=盗人猛々しい)の
態度だ。(略)

 先日も日本政府が報復措置を100種ほど検討しているという日本のマスコミ
報道があった。日本が経済力を盾にして韓国に「過去の歴史屈従」を強要する
というように見える愚かな行いにすぎないものだ。そのうえ副総理たる人物が
議会で具体的な「経済報復」まで公けに論じるのは今の韓日関係を改善すると
いう意志がないという思いまで見える。日本政府はいったいいつまで韓日関係
の落ち込みを放置し、あおるつもりなのかと訊ねたいほどだ。
http://japan.hani.co.kr/arti/opinion/33011.html