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またヨーロッパでは汚染された紙幣とコカインの使用に相関関係があることが明らかにされた。

8年間の調査により、汚染されたユーロ紙幣はスペイン発のものが最も多いのに対して、隣接するポルトガルは最少の国家に分類された。
スペインは南アメリカにとってコカイン輸出の窓口であり、過去の統計でもコカイン使用者の割合がヨーロッパで最も高いのに対し、ポルトガルはこちらでも最も割合が少ない国家の1つである。

このような汚染が起こる理由として、紙幣が麻薬取引の最中にやりとりされるものであること、鼻からドラッグを吸引するときにまるめた紙幣が使われるためなどの説が考えられる。

最初の汚染が起きると、汚染物質は狭い空間に置かれた別の紙幣へと「感染」していく。
金融機関ではふつうそうであるように閉鎖された環境下で積み重ねられた紙幣がまさにその典型である。