米国内で流通しているドル紙幣の90%からコカインの成分が検出されていたことが米国化学学会(American Chemical Society)の発表により明らかとなった。
麻薬の売人や麻薬中毒者がコカインを触った手で紙幣を触ると紙幣にコカインの成分が付着することから、主要各国におけるコカイン蔓延度を調査する目的で米国化学学会が米国、カナダ、ブラジル、中国、日本で流通している紙幣を対象に調査を行ったことから判明した。
また国別でコカイン汚染が一番酷かったのは米国とカナダの85〜90%で、一番軽微だったのは日本の12%だったと述べている。