旅行業界の今年上半期の目玉トピック「ゴールデンウイーク(GW)10連休」が間近に迫ってきた。旅行会社各社の予約動向で好況が伝えられるなか、
楽天トラベルはGW(4月27日?5月6日宿泊)の国内家族旅行の予約伸び率ランキングを発表。子どもたちをひきつける施設や話題、体験を擁する
地域がしっかりと好機をつかんだようだ。

 期間中の予約人泊数からランキングを算出。宿泊構成別で「子連れ」の前年からの伸び率が3倍と最高になるなど、前代未聞の長期連休は
家族連れの旅行意欲を大きく刺激している。

 ランキング1位は金山・熱田・千種・ナゴヤドーム(愛知県)で前年同期比608.8%増。「レゴランド」「名古屋港水族館」など話題の家族向け施設を
多く有する名古屋周辺という地域性が人気に直結した。

 2位は倉吉・三朝温泉(鳥取県)で同594.9%増。鳥取県は人気アニメの舞台となっており、同県を縦断しての“聖地巡礼”の旅が話題を集めている。

 3位は越後湯沢・苗場(新潟県)の同565.2%増、4位はルスツ・ニセコ・倶知安(北海道)の同545.2%増でいずれも冬場スキーで賑わうエリア。
自然体験は家族連れの人気がやはり高い。5位は糸満・豊見城・南城(沖縄県)で同474.7%増。
http://www.travelvision.jp/news-jpn/detail.php?id=84622