大阪府摂津市内のパチンコ店に放火したとして、府警は近く、店の実質的なオーナーの男(56)を
非現住建造物等放火容疑などで逮捕する方針を固めた。捜査関係者への取材でわかった。
府警は知人の男を放火の実行犯として逮捕。その後、オーナーの関与が浮上した。
店には数億円の火災保険がかけられており、府警は保険金目的だった可能性もあるとみて調べる。

 火災は、昨年8月30日未明、同市内のパチンコ店(鉄骨2階建て約1000平方メートル)で発生。
消火活動にあたった消防隊員が軽傷を負った。

 捜査関係者によると、オーナーらは共謀し、店に放火して全焼させた疑いがある。火災当時、
店は閉店中で防犯システムが人の侵入を感知し、数分後に火災報知機が作動。更に何者かが
店内で、液体をまいている様子が防犯カメラに映っていた。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20190311-OYT1T50200/