ところが発行しないどころか、結果として、大阪の府債=負債の残高は、平成19年度末に5兆8288億円だったのが、
平成20年に始まった橋下維新府政で、平成22年度末には史上初めて6兆円!を突破し、
松井府政下の平成25年度には6兆4千億円以上になってしまいました。

 そして、松井府政になったばかりのときに、とうとう大阪府は公債を発行するのに総務大臣の許可を得なければならない起債許可団体と転落し、近い将来、夕張のような財政健全化団体に転落する可能性さえ取りざたされるようになったのです。

帝国データバンクがこのほど発表した「大阪府・本社移転企業調査」によると、2005年から14年にかけて合計で901社も転出超過です。
この10 年間に大阪府へ転入した企業は 1523 社、大阪府から転出した企業は 2424 社にのぼっています。

 ちなみに、転出先は兵庫県 843社(全体の34.8%)、東京都358社
(14.8%)、奈良県259社(10.7%)の順で多かったのです。

 つまり、大阪府は東京だけでなく、近畿でお隣の兵庫や奈良にも魅力作りで負けているのです。
これでは税収が改善するわけがありません。
https://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/264c5dd13dc8d3fbd1fe52362224aaca