中国、汚染源扱いに不快感=韓国のスモッグ「証拠は?」

 【北京時事】中国外務省の陸慷報道局長は6日の記者会見で、韓国の文在寅大統領が中国と共同で大気汚染対策を検討するよう
指示したことをめぐり「韓国のスモッグが中国から来たという十分な根拠はあるのか」と不快感を示した。
 韓国では中国の大気汚染物質が風に乗って運ばれているという見方が広がる。文氏は中韓の間の黄海で人工降雨を実施し、
汚染物質を海に落とす意向すら示した。
 陸氏は中韓の協力を「もちろんいいことだ」と肯定したが、「スモッグの原因は大変複雑で、科学的態度を要する」と指摘。
ソウルの微小粒子状物質PM2.5濃度が最近高まったという韓国側報道を引用しながら「北京ではそれほど高くなかった」と述べ、
関連性を打ち消そうと躍起だった。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019030601177&;g=int