韓国の金剛山(クムガンサン)の山奥に咲く金剛提灯花という花に日本人の学名が付けられているとして
韓国でその学名を正そう、もしくは正そうという運動が起きている。

金剛提灯花は山の中に8〜9月に咲く花で朝鮮半島固有の植物だという。
金剛提灯花の学名は「ハナブサヤ・アジアティナ・ナカイ(Hanabusaya asiatica Nakai)」と日本人の
中井という名前が付けられている。

これは何故なのだろうか? 日本植民地時代に植物学者である中井猛之進が1911年に新種の花として
発見し名付けられたもの。世界的に発見した人の名前が学名と付けられるのは通例。
しかし韓国側はこれを不服としているようだ。
その他にも尾扇木の学名は1919年に「Abeliophyllum disdichum Nakai」と付けられこれも同じく中井。

このように中井と名付けられた植物は、朝鮮半島固有品種527種の内327種に「Nakai」という学名が入っている。
それだけではなく、日本人の名前以外にも学名に独島の日本名である「竹島」が使われている物が315種あるという。

韓国のニュースサイトではこの問題に関する記事に対して1000件以上のコメントが投稿されている。
その内容は「書いてる漢字も日本漢字だ」、「国が弱く無能だから起きたこと」、
「これが問題ならローマ帝国支配受けた国は皆羞恥心に震えるだろうよ」、「戦争もせずに国を奪われた朝鮮が哀れ」、
「韓国のソウル大学も京城帝国大学も日帝が建設し、インフラも日本が整えた。無くさないとね」という意見が投稿されている。

韓国はこの学名を正そうと運動しているが、これは国際命名規約により韓国がどれだけ叫んでも変えることが出来ない。

昨今、韓国では日本残滓を一掃する運動が行われておりこれもその一環だろう。

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中井猛之進
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