テレビの有料デジタル放送を無料で見ることができるように「BーCASカード」を不正に書き換えて使ったとして、三重県東員町議会の元議員が逮捕された事件で、警察は、元
議員が、書き換えたカードを町内で配っていたとして、27日にも、不正競争防止法違反の疑いで再逮捕する方針です。

三重県東員町議会の元議員で、家電販売店を経営する片松雅弘容疑者(52)は、去年2月ごろからことし2月にかけて、有料放送を無料で見ることができるように、数枚の「B
ーCASカード」をパソコンを使って不正に書き換え、自宅のテレビやレコーダーなどに挿入して使った疑いで2月、逮捕されました。
捜査関係者によりますと、その後の調べで、片松元議員が、不正に書き換えた「BーCASカード」を、町内に住む家電販売店の複数の顧客に配っていた疑いがあることがわかっ
たということです。
警察は、27日にも元議員を、不正競争防止法違反の疑いで再逮捕する方針で、詳しいいきさつを調べることにしています。
https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20190227/0003485.html