女さんの手術後の状態
・病室に戻ってから痛みを訴えことを覚えていない
・何度もナースコールをし、その都度看護師がベッドサイドまで来てたことを覚えていない
・看護師から検温・血圧測定などをされたことを覚えていない
・検温しようとした看護師に「ふざけんな、ぶっ殺すぞ」と言い、それも記憶にない
・大声で叫んでいるのを同室の患者が聞いているが、それも覚えていない

DNAについて
・DNA量は1.612ng/μlとのことだが、数字は、鑑定を行った科捜研の研究員のメモに書かれているだけ
・DNA鑑定の際の増幅曲線や検量線などのデータは廃棄されており、確認ができない
・ワークシートは鉛筆で記載され、少なくとも9カ所、消しゴムで消して書き換えた形跡があった

女さんの主張
「乳首のあたりを、すごい吸い付くように、かぷっと舐めたり吸ったりして、よだれとかもべちょべちょですごく気持ち悪かった」
舐められていた時間は「5分以内」、とそれなりの時間続いた
A子さんがナースコールで呼んだ看護師が来ると、医師は逃げるように出て行った
約30分後に、医師が再びベッドサイドにやってきて、A子さんの胸を見ながら、手をズボンの中に入れてオナニーしていた

客観的な状況」
・事件があったとされるのは、4人部屋で当日は満床だった
・A子さんのベッドは出入り口のすぐ横で、入り口の扉は常時開け放たれていた
・隣のベッドとは1メートルしか離れておらず、遮るのは薄いカーテンのみ。そのカーテンは床から35センチまでしかなかった
・病室には、医師や看護師などが頻繁に出入りしていた
・A子さんはナースコールを手にしていて、実際に45分ほどの間に7、8回鳴らし、その都度担当看護師がベッドサイドに来ている