月額報酬25万円、妻と愛犬の柴犬5歳と暮らす鈴木氏は、37歳と思えぬ落ち着きと誰にでもわかる言葉を
淡々と熱量を込めて話し、市長というより凛とした志士の風貌だ。

「首長の仕事はフットワーク。経験則が通じない社会の中で皆さんの声を受けて365日24時間がむしゃらに働くことができるかどうかだ」、
「若さや経験不足、至らないところを武器に変えて役割を果たしたい」、
「退路を断って自分の熱い思いを道民に訴えること」、
「私のモットーは、大義ある逆境に挑戦すること」など響く言葉を発し続けた。

知事選出馬の決意を固めた理由を聞かれた鈴木氏は29歳で都庁職員を辞め、市長選出馬を決意した時に参考にした言葉を披露した。

《お金を失うことは小さなことだが、名誉を失うことは大きく失うことだ。しかし、勇気を失うことはすべてを失うことだ》

この言葉が今回も背中を押したという。

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