慰安婦問題で天皇陛下の謝罪を求めた韓国国会議長の発言をめぐり、韓国政府が、
ドイツで行われた日韓外相会談で「言及はなかった」と発表したことについて、
河野外相は16日、反論した。

河野外相は、「大変驚くとともに残念に思いますということを申し上げ、外交部には、
しっかりとこの件で対応してくださいと(求めた)。先方もよく理解しているはずだ。
『知らない』ということには、ならないんだろうと思う」と述べ、15日にミュンヘンで
開かれた康京和(カン・ギョンファ)外相との会談で、天皇陛下に元慰安婦への謝罪を求めた
韓国国会議長の発言に、あらためて謝罪と撤回を求めたことに対し、韓国側が
「言及はなかった」と発表したことに反論した。

そのうえで、河野外相は、かつて日韓関係が悪化した状況でも日韓双方の
議員が問題解決に努力した経緯に触れ、「そういう状況を取り戻したい」と述べた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190217-00010010-houdoukvq-pol