11日午前0時10分ごろ、秋田県由利本荘市三条の国道107号で、信号無視を繰り返した乗用車が、停止を求めて追い掛けてきたパトカーに衝突した。
車を運転していた県内在住の14歳未満の少年は胸の痛みを訴えたが命に別条はない。警察官にけがはなかった。

由利本荘署によると、同署の30代の男性巡査長が運転するパトカーはマイクで停車を求めたが、車は約9キロにわたって逃走。
車を追い越して、進路をふさぐように停車したパトカーの右側面に、車が突っ込んだ。同署の担当者は「適法に処理した」と話している。

10日午後11時半ごろ、少年の父親から「自宅の車と車の鍵がなくなっており、子供もいない」と110番通報があり、同署が捜索していた。

https://www.sankei.com/affairs/news/190211/afr1902110015-n1.html