英国のギャビン・ウィリアムソン国防相は日本時間11日、EU離脱(ブレグジット)後、同国が「張り子の虎」とみなされないよう
国外における軍事プレゼンスを拡大させ、国際法を侵害する国々に立ち向かう準備を進める必要があるとの考えを示した。
ウィリアムソン国防相は「ブレグジットがわれわれに偉大な瞬間をもたらした。
われわれが所有する兵器の殺傷性や比重を高め、英国の軍事プレゼンスを拡大させなければならない」と述べた。
ウィリアムソン国防相はまた、北大西洋条約機構(NATO)はロシアからの新たな脅威に対する準備を進め、
同国からの挑発に立ち向かうべく軍の能力を高める必要があるとの考えを示した。
英国の国外における軍事プレゼンス拡大に邁進するにあたり、ウィリアムソン国防相は英米の「F-35」戦闘機を搭載した
英空母「クイーン・エリザベス」を地中海、および太平洋に派遣することを視野に入れている。

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