「股間をテーザーで撃たれた」、男性が警官を提訴 現場の映像を入手
https://www.cnn.co.jp/usa/35132546.html

米アリゾナ州グレンデールで警察に抵抗したとして逮捕された男性が、股間をテーザー銃で撃たれる「拷問」を受けたとして警官を相手取り、
損害賠償などを求める訴訟を起こしている。事件の現場を撮影した映像を、このほどCNNが入手した。

映像では、車から引きずり出され、下着を下ろされた姿の男性に対し、警官がまたテーザーを使うぞと怒鳴りつけ、一緒にいた子どもたちは悲鳴を上げていた。

原告のジョニー・ウィートクロフトさんは2017年7月、警官とグレンデール市を相手取って訴訟を起こした。

グレンデール警察の8日の発表によると、
車の後部座席にいたウィートクロフトさんの妻アーニャ・チャプマンさんは、ボトル飲料の入った袋で警官のマーク・リンジーさんを殴ったとされる。
車には6歳と11歳の子どもが乗っていたほか、運転席には夫婦の友人がいた。
(略)
車とドアの間にはさまれて地面に座った格好のままうめき声を上げるウィートクロフトさんに対し、警官はさらに1発、テーザーを発射し、ウィートクロフトさんは再び悲鳴を上げた。
ここでカメラの映像は警官の腕に遮られたが、テーザーの音がさらに1発聞こえている。

警官は口汚い言葉でウィートクロフトさんをののしっていた。

妻のチャプマンさんも警官を殴ったとして取り押さえられ、父を助けてシートベルトを外そうとした息子はテーザーを向けられて泣き始めた。

訴えによると、マイケル・フェルナンデス警官はウィートクロフトさんの顔面をアスファルトに押さえつけ、
シュナイダー警官がウィートクロフトさんをテーザーで撃って、股間を蹴ったとされる。

シュナイダー警官のボディーカメラには、警官がウィートクロフトさんの下着を下ろし、露出した股間にテーザーを当てる様子が映っていた。
(略に)