プロ野球、日本ハムの清宮幸太郎選手が、アメリカ・アリゾナ州での1軍キャンプで、プロに入って
初めて早稲田実業の先輩、斎藤佑樹投手を相手にバッティング練習を行いました。

日本ハムの1軍キャンプは現地時間6日、第2クール3日目に入り、2年目の清宮選手は、
プロに入って初めて早稲田実業の先輩、斎藤投手を相手に5分間、バッティング練習を行いました。

清宮選手は、開始直後は打球を前に飛ばすことができませんでしたが、8球目のストレートをとらえて
レフトフェンスを越えるホームランを打ちました。

清宮選手は、スライダーやカットボール、チェンジアップも含めて斎藤投手が投げた19球のうち
9球をスイングし、ホームランを含めてヒット性の当たりを3本打ちましたが、ホームランを打ったあとは
内角のストレートにバットを折られる場面もありました。

清宮選手は、高校の先輩でプロ9年目、30歳の斎藤投手を相手にしたバッティング練習について
「朝、自分に投げてくれると知って驚いた。意識はしたが、対戦する以上は打つ気持ちを持って臨んだ。
キャンプならではのこうした練習を大切にしていきたい」と話していました。

一方、斎藤投手は、高校の後輩で19歳の清宮選手について「早く対戦したかった。初めて投げてみて、
いいバッターの雰囲気があると感じた。今度は紅白戦など、より実戦的な場面で対戦したい」
と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190207/k10011806901000.html