お笑いタレントのスマイリーキクチ(47)が31日、自身のツイッターを更新。世界遺産の高野山真言宗総本山金剛峯寺の僧侶がヘイトスピーチをしたとして、寺が謝罪した問題について「悪評はネットから消えません」と警鐘を鳴らした。

 僧侶がネット上で韓国人をやゆする投稿を行っており、金剛峯寺は30日に公式サイトで「インターネット上において高野山真言宗に所属する僧侶がヘイトスピーチを行っていた事実を確認いたしました。
このようなことについて、高野山真言宗として遺憾の意を表し、心傷ついた皆様に、衷心よりお詫び申し上げます」と謝罪文を掲載した。

 スマイリーはこのニュースを報じた記事をツイッターに貼り付けた上で「中傷やヘイトは共感する人がいると感覚が麻痺して『やっちゃえ』という“空気”に飲み込まれてしまう。フォロワーは味方だけじゃないアンチもいる。
情報モラル教育は学校だけでなく企業にも必要。『たかがネットでしょ』そのたかがで築き上げた信用と信頼を同時に失います」と見解。「悪評はネットから消えません」と続けた。

 スマイリーはネットの掲示板などで、88年に東京都足立区で発生した「女子高生コンクリート詰め殺人事件」の犯人とされる事実無根の誹謗(ひぼう)中傷を受け、約10年間に渡って脅迫され続けた過去がある。


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