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 英国の『Willim Hill』社は普段から高めのオッズ設定をしているため唯一2.00倍以上のオッズを
付けているが、ほかはすべて1.15倍以下である。『bet365』と『skybet』の両社にいたっては驚きの1.00倍で、
日本の勝利に賭けても、このままでは元金払い戻しとなってしまう。ただ、試合まではあと2日もある。
今後カタールに賭けるベッターが増えるのは間違いなく、さすがに「1.00倍」のまま終わるとは思えないが……。

 上記7社の平均値を換算すると、以下の結果となった。

日本の90分勝利 1.35倍
引き分け(延長・PK戦決着) 2.45倍
カタールの90分勝利 3.03倍

 どれだけ下馬評が高く、人気を集めようとも、メンタルタフネスを備えるいまの日本代表には関係ないだろう。

 ちなみに『Willim Hill』はそのほかにもさまざまな予想オッズを付けているが、面白いのが「最初の得点者」だ。

 ここで1番の評価を得たのが大迫勇也で5.50倍。目下8得点を挙げて得点王争いのダントツトップを走るカタール
代表のエース、アルモエズ・アリの6.00倍を抑えた。2番手タイに北川航也が付け、南野拓実と武藤嘉紀が6.50倍、
原口元気と伊東純也が8.50倍と続き、日本勢が幅を利かせている。高めの配当金ならずばり、リスタートで脅威となる
冨安健洋(26.0倍)と吉田麻也(29.0倍)が狙い目だろう。

 はたして、アジアのみならず世界が注目する大一番はどちらに軍配が上がるのか。試合は日本時間2月1日、23時のキックオフだ。