急速に発達する低気圧の影響で、24日は北日本で大荒れの天気になり、特に北海道では、車の運転が難しくなるような見通しのきかない猛吹雪となるおそれがあります。
交通への影響をまとめました。

空の便 61便欠航へ
雪の影響で北海道内の空の便は23日午後8時現在、合わせて61便がすでに欠航したり欠航を決めたりしています。

航空各社ごとにみますと、
▽日本航空が新千歳と青森、丘珠と函館などを結ぶ28便、
▽全日空が新千歳と羽田や函館などを結ぶ17便、
▽エア・ドゥが新千歳と羽田や仙台を結ぶ7便、
▽ピーチ・アビエーションが新千歳と仙台や関西を結ぶ4便、
▽ジェットスターが新千歳と関西や成田を結ぶ3便、
▽バニラエアが新千歳と成田を結ぶ2便で、
すでに欠航したり欠航を決めたりしています。

航空各社は「新千歳空港の雪のピークは過ぎたため、今後、欠航が大きく増える可能性は低いが、最新の運航情報に注意してほしい」と呼びかけています。

JR北海道 運休65本
JR北海道は、24日の雪で運転に影響が出るおそれがあるとして、釧路と網走を結ぶ釧網線と、釧路と根室を結ぶ花咲線で24日は上下線とも終日、運転を見合わせます。
また、石北線のうち上川と網走の間でもあすの始発から午後5時ごろまで上下線とも運転を見合わせます。
JR北海道によりますと、すでに運休が決まっているのは合わせて65本ですが、24日の雪の状況次第ではさらに運休本数が増えるおそれがあるとして、
最新の運行状況を確認するよう呼びかけています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190123/k10011788721000.html