危険な運転に暴行罪適用し逮捕
1/22(火) 19:35配信

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190122-00000006-rkkv-l43

車を正面から衝突させようとしたとして、42歳の男が逮捕されました。

男の危険な運転に適用されたのは「暴行罪」でした。

逮捕されたのは、大津町森の土木作業員・中村博美容疑者(42)です。

警察によりますと、中村容疑者は、おととい20日午前0時半ごろ、大津町引水の県道で、軽乗用車で道路を逆走し、熊本市に住む女性の車に正面から急接近し、衝突させようとした疑いがもたれています。

女性の話しによりますと、この直前、近くの交差点で右折待ちをしていた女性の車に、対向車線を走ってきた中村容疑者の車が接触しそうになったため、女性はクラクションを鳴らしたということです。

中村容疑者の呼気からは、基準値の3倍を超えるアルコール分が検出されています。

警察は、おととし6月の東名高速道路で起きた死亡事故を受け、あおり運転などの危険な運転を積極的に摘発していて、県警によりますと、県内で今回のように危険な運転に暴行罪を適用した例は、ほとんどないということです。

警察の調べに対して、中村容疑者は、正面衝突させようとしたことについて「覚えていない」と供述しています。

なお、あおり運転をめぐっては、県警は去年、別の事件で運転手に初めて行政処分を下しています。