日本テレビのバラエティー番組、「世界の果てまでイッテQ!」が海外の「祭り」として、コーディネート会社のイベントなどを
紹介していたことについて、BPO=「放送倫理・番組向上機構」は放送倫理上の問題がなかったか審議することを決めました。
日本テレビの「世界の果てまでイッテQ!」では、海外の「祭り」を紹介する企画のなかで、現地のコーディネート会社が
実質的な主催者となったイベントなどを紹介していたほか、番組がコーディネート会社に支払った撮影経費から
イベントの開催費用や賞金などが支払われていました。

これについて、BPOの放送倫理検証委員会は11日、タイとラオスの祭りとして紹介した2つの企画を対象に、
放送倫理上の問題がなかったか審議することを決めました。

今後、制作担当者のほか、現地のコーディネート会社などからも話を聞いて、番組の制作過程を検証するということです。

日本テレビは「真摯(しんし)に受け止め対応してまいります」とコメントしています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190111/k10011775611000.html