狩区管理人が出会い系で知り合ったのは…鹿を密猟した女性
公開日:2019/01/11 06:00

米紙ワシントンポスト(1月8日付電子版)などによると、米オクラホマ州マッキントシュ郡の
猟区管理人をしているキャノン・ハリソンさん(24)は昨年12月、デートアプリ「Bumble」から、
同州に相性の良い女性がいるという通知を受けた。

アプリにログインして声がかかるのを待っていると(Bumbleは最初に女性から声をかけるのが規則)、
女性から「どうしてる?」とメッセージが送られてきた。
「悪くないね、君は?」と返すと、「最高よ。大きなオスの鹿を撃ったばかりなの。とてもハッピーよ」という答えが!
キャノンさんは最初、〈私が猟区管理人だと知っていて、からかっているのかな?〉と疑ったという。
でも、身分を隠して調子を合わせてみることにした。

「すごいな。弓矢で倒したんだよね?」
この時季、鹿を銃で撃つのは違法だが、弓矢ならOKだ。
すると、「う〜ん、そのことに関しては話したくないな」。
「スポットライティングしたのかな?」
スポットライティングとは、夜間、鹿などの目にスポットライトを当て、
身動きできなくする狩猟テクニックで、女性が住むオクラホマ州では違法行為だ。

女性は「そうなの」と答え、家族が所有している牧場で鹿を撃ったことを認めた。
そして、キャノンさんが誘導するままに、射殺した鹿と自分のツーショット写真を送ってきたのだ。
https://i.imgur.com/evGDYWs.jpg
女性とのやり取りはそこで終わったが、キャノンさんは違法行為を見逃すことはできないと判断。
女性の身元の特定を試みた。

女性のファーストネームと、オクラホマ州に住んでいること、牧場を所有していることなどを手掛かりに、
フェイスブックなどのSNSをチェック。女性の名前と住所を突き止めた。
翌日、猟区管理人たちが女性の自宅を訪れた。女性と友人はシーズン外に鹿を撃ったことを認め、
2400ドル(約26万円)の罰金を支払う羽目に……。
(後略)
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/245191/3