ゴーン容疑者の勾留期限は11日に切れるが、大鶴弁護士は「今後、4回目の逮捕があるかないのか、
何とも分からない」と口にした上で「第1回公判が開かれるまでに少なくとも半年はかかる」との
見通しを示した。その理由について、金融商品取引法違反と特別背任容疑に問われる中
「非常に難しい事件かつ証拠も英語、日本語のものが、いろいろ混在している」と説明した。

また保釈の見通しについて「一般的に言うと、『人質司法』などと弁護士は強く批判するが、
第1回公判までは保釈が認められないケースが非常に多い」と説明。「特別背任を全面的に
否認すると、少なくとも第1回公判まで地裁の令状部は保釈を認めないケースが多かろうと思う」
とも語った。ゴーン容疑者にもその見通しは、ずっと説明しているといい「非常に困ったことだと
考えておられると思う」と語った。
https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/201901080001086.html