中高総体スキー、小代で開幕 村岡高男子、総合30連覇狙う

 中学校と高校の県総合体育大会スキー競技が8日、兵庫県香美町小代区大谷、おじろスキー場で開幕した。10日まで同スキー場と、養父市の氷ノ山国際スキー場で5種目を繰り広げる。本年度は、村岡高校男子が同大会で節目となる総合30連覇を目指している。
 高校8校の計36人、中学校17校の計46人がエントリー。大会はクロスカントリーのクラシカルとフリー、リレー、ノルディックの大回転や回転がある。村岡高男子は、中止を挟みながら1985年度から、同高女子も2006年度から総合優勝を続けている。
 この日、おじろスキー場の駐車場であった中学校、高校合同の開会式には、選手や保護者、開催市町の代表らが参加した。選手を代表し、いずれもスキー部主将で、村岡高の3年、森岡岳さん(18)と小代中3年の今井優助さん(15)が選手宣誓。「大会開催に尽力いただいた皆さまに感謝し、正々堂々と競技することを誓います」と力強く訴えた。
 初日はクロスカントリーのクラシカルがあり、高校男子では村岡高の森岡さんが連覇を果たした。女子は同高1年の上田遥菜さん、男子のみの中学は小代中3年の田淵弘大さんが優勝した。(小日向務)
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