2018年12月22日、韓国・朝鮮日報などによると、日本産のカンキツ新品種「みはや」と「あすみ」を栽培している済州島の農家らが、収穫目前のみかん920トンを
出荷できないという状況に直面している。その理由は、韓国農協らがこのほど、同2品種に対する日本からのロイヤルティー支払い要求を受け、出荷の全面禁止を
決定したためだという。
済州島農業技術院などによると、日本の国立研究開発法人は1月、晩柑類の「みはや」と「あすみ」の品種登録を出願した。また、2039年まで同2品種を保護品種に
登録し、ロイヤルティーを農協中央会などに要求した。
済州島の農家らは、2014年に発売された同2品種の苗木を日本現地の農家から購入し、技術移転や分譲について正式に契約を締結せずに普及させた。
現在は208の農家が920トンを栽培している。金額にすると50億ウォン(約5億円)に上るという。

https://www.recordchina.co.jp/b627879-s0-c30-d0058.html