保育園長が泥酔、開園できず 室内には酒缶・たばこ放置
 川崎市中原区の認可外保育園で10月、園長が開園時間に泥酔していたとして、川崎市が改善指導したことが分かった。保育室に酒のパック、靴入れの上にたばこが置いてあり、保護者とのトラブルから110番通報されたという。
 市保育課によると、トラブルがあったのは10月9日午前8時ごろ。「園長と保護者がトラブルになっている」との110番通報があり、市の職員が保育園にかけつけると、30歳代の女性園長が酒に酔った状態だった。保護者の話では、チャイムを押しても園から反応がなく、保育室に酒のパックや酎ハイの空き缶、靴入れの上にたばこが置いてあったという。
 園長の自宅1階部分が保育園で、園長はこの日、休みだった。知人らと夜、保育室で酒を飲んでいたという。園長は10月分の保育料を保護者に返したが、10人いた園児のうち、退園が決まっていた1人のほか、6人も退園した。
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