東京・港区南青山の児童相談所などの建設を巡り、港区と住民との対立が続いている騒動。


一等地である南青山に児童相談所をつくるかどうか、14日に開かれた港区の住民説明会は紛糾。
住民からの反対意見が相次ぐ中、ある女性が強調したのは、南青山を学区とする公立A小学校についてだった。

女性:
みなさん、A小学校の方、子供の習い事、塾、たくさんしていてレベルも高いです。
もし(施設の)子たちがお金ギリギリでA小学校にいらっしゃるってなった時に、とてもついてこれないし、とてもつらい思いをされるんではないか。

この女性は、子供をA小学校に通わせるために億を超える投資をしてまで、南青山に家を建てたという。
そこまでして通わせたいという公立のA小学校とは、一体どのような小学校なのだろうか?

「直撃LIVEグッディ!」は、実際に過去、子供をA小学校へ通わせていたという2人の女性を取材し、A小学校の実情を聞いた。
まずは、6年前まで息子がA小学校に通っていたという経営者の女性(50代)。
子どもがブランド服・ママ会では昼間からシャンパン

息子が卒業生の女性:
私の時代では、95%近くが私立中学に進学しました。みなさん学習塾に行っていて…

A小学校の授業は、生徒のほとんどが塾通いであることを前提に進められており、学力レベルは高かったという。

さらに、クラスメイトの家族との付き合いに出費がかさんだと振り返った。

息子が卒業生の女性:
(クラスメイトの)お誕生会に呼ばれても、レストランの貸し切りとか。お母さんたちとの食事会も青山のレストランになっちゃうのでお値段もすごく高いですし。
ランチ会にシャンパンが開いたりするので、1人あたりの会費も高いですし。

娘が小学校5年生の時に引っ越しA小学校に転入したという別の女性(50代)は…


娘が卒業生の女性:
(娘は)「みんなお金持ちっぽい」とか言って。(子供たちの間で)「車、何乗ってる?」とか「お寿司一貫いくらの食べてる?」とか。

「親が何の車に乗っているか」という会話が、子供たちの間であったというのだ。衝撃の出来事は他にもあった。
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