名古屋城天守の木造復元事業の停止を求め、訴えを起こしました。
訴えを起こしたのはコンクリート製の現天守の保存を目指す市民団体です。訴状によりますと木造復元事業を巡っては文化庁の
許可が得られず基本計画が完成していませんが、名古屋市は施工業者の竹中工務店に基本設計費として約8億4600万円を支払っています。
市民団体は「基本計画が未完成なのに費用を支払うのは違法だ」として、事業の停止や費用の返還を求めています。
名古屋市は「訴状が届いていないのでコメントできない」としています。

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