辺野古の海に土砂投入 政府 沖縄の米軍普天間基地の移設計画で
2018年12月14日 11時02分

沖縄のアメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設工事で、政府は、埋め立て予定地に土砂の投入を始めました。
名護市辺野古では、午前9時すぎ、土砂を積んだ船が、埋め立て予定地の北側の護岸に接岸しました。
そして、ダンプカーに土砂を移したあと、2キロ余り離れた埋め立て予定地の護岸に運び込び、午前11時前に投入を始めました。
埋め立てが本格化することで移設計画は新たな局面に入り、国と移設に反対する沖縄県の対立がさらに激しくなることは避けられない情勢です。

防衛相「環境に留意しながら工事」
岩屋防衛大臣は、記者団に対し「沖縄の負担を軽減するための唯一の解決策という考え方に変わりはなく、
1日も早い普天間基地の全面返還をなしとげるために自然環境や住民の生活環境に留意しながら、工事を進めていきたい」と述べました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181214/k10011746901000.html