旧ソ連圏で相次ぐ“ロシア語離れ” 反露感情、ロシアの地位低下を反映か
https://www.sankei.com/world/news/180929/wor1809290021-n1.html
https://www.sankei.com/images/news/180929/wor1809290021-p1.jpg

旧ソ連圏の国々で、ロシア語を社会から排除しようとする動きが出ている。
反露感情が強いウクライナでは、西部リボフの州議会が9月、芸術や出版分野で
ロシア語の使用を禁じる条例を可決。バルト三国のラトビアや東欧のモルドバ、
中央アジアのカザフスタンでも最近、ロシア語との関係を見直す政策が導入された。
各国でこうした政策が相次ぐ背景には、反露感情や民族的自尊心の回復の意図に加え、
ロシアの国際的地位が低下している影響があるとみられ、ロシア側には危機感も広がっている。