これまでにセックスをした相手の人数調査では、たいてい女性より男性が多い。
その理由の一つに男性の「経験人数を多く数える傾向」があるようだ。イギリスの研究で明らかになった。

調査をしたのは、イギリスのグラスゴー大学の研究者たち。1万5000人を対象にしたイギリスのセックス行動調査を分析した。
この調査では、経験人数の平均数は男性が14人だったのに対し女性は7人だった。

調査した研究グループの代表カースティン・ミシェル博士は、男女差を説明する3つの要素を見つけたと話す。

1つ目は、男性の経験人数を大げさに言いがちな傾向。
2つ目は、男性は数を見積もる傾向がある一方で、女性はきちんと数える傾向にあること。
そして3つ目はカジュアルなセックスに対する男女の姿勢の違いだった。

ミシェル博士は「この3つで、男女差の3分の2を説明する」と話す。

・経験人数を大げさに言いがちな傾向

平均値を計算する場合、極端に数値が大きいグループは平均値を歪める。

経験人数が最も多いトップ1%のグループは、男性が110人以上、女性が50人以上と大きな違いがあった。
このグループを除いて計算すると男女差は減った。

・見積もる傾向

経験人数が「5〜9人」と答えた人のうち、はっきり数えずに見積もっていたのは男性では約4分の1に当たる24%だった。一方、女性では15%だった。




セックスの経験人数、男性は女性より多めに言う傾向(研究結果)
https://www.huffingtonpost.jp/2018/12/05/sex-partners-difference-man-women_a_23608867/