楽天は2018年12月期に売上高にあたる売上収益が1兆円を突破(前期は9444億円)する見通しだ。1997年の設立から約20年での大台乗せとなる。
90年以降に新規に立ち上げた日本企業で売上高が1兆円に達するのは楽天が初めて。本業の電子商取引(EC)を核に、
M&A(合併・買収)を駆使してクレジットカードや銀行など金融事業や旅行事業などに展開する戦略が成長に結びついている。

日本経済新聞社が集計したところ、90年以降の設立で年間の売上高が1兆円に達したのは事業会社だけで23社あった。ただ、
内訳はNTTドコモやJFEホールディングスなど大企業の一部が分離したり、既存勢力の合併で新たな企業になったりしたケースばかり。
楽天の売上高が1兆円を超えれば、90年以降にゼロからスタートした企業としては初となる。

米アマゾン・ドット・コムは94年の設立で、同1778億ドル(約20兆円)だった。

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO38632010W8A201C1TJ1000/
https://www.nikkei.com/content/pic/20181207/96959999889DE1EAE4E1E0E2E3E2E2E4E3E0E0E2E3EA8698E3E2E2E2-DSKKZO3865480006122018TJ1000-PB1-1.jpg

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