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北日本の冬の嵐を合図に、一気に真冬となりそうです。今週末は東日本や西日本からも、続々と初雪の便りがあるかもしれません。この先は、寒さと雪に注意が必要です。

あすの天気図
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あす7日(金)は二十四節気の「大雪(たいせつ)」。大雪の降る頃と言われますが、暦の通り、北海道では雪の降り方が強まりそうです。
あすは、北日本を低気圧が発達しながら通過する見込みです。このため、北海道や東北の日本海側を中心に風が強まり、陸上でも最大瞬間風速30メートル以上の
風が吹く所があるでしょう。猛吹雪となるおそれがあります。暴風や暴風雪に警戒が必要です。また、低気圧通過後は冬型の気圧配置となり、強い寒気が流れ込みます。
大雪の目安とされる「上空5000メートル付近でマイナス36度以下」の強い寒気が北海道付近まで南下するため、雪の降り方が強まるおそれがあります。

あすは西高東低の気圧配置となり、東日本や西日本にも徐々に寒気が流れ込む見込みです。日本海側は雨が降ったりやんだりで、標高の高い所では雪に変わる
こともあるでしょう。また、西日本の太平洋側も寒気の影響ですっきりしない天気となりそうです。一方、東日本の太平洋側は日差しが戻る見込みです。
関東では山越えの風が吹き、一旦暖かくなるでしょう。日ごとの気温の変化が大きくなるため、体調管理にご注意下さい。

週末の天気図(完璧な西高東低・冬型気圧配置)
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