おいしい福島 漫画で配信 復興庁がLINE活用、若者に訴え

東京電力福島第1原発事故による福島県産農産物への風評被害の払拭(ふっしょく)につなげようと、
復興庁は4日、無料通信アプリ「LINE(ライン)」で漫画「ふくしまを食べよう。」の配信を始めた。
高校生が福島の食材の素晴らしさを発信し、風評被害をなくそうと奮闘する姿を描く。

ストーリーは、県内各地の高校生が取材と執筆を手掛ける年4回の季刊誌「高校生が伝えるふくしま食べる通信」を題材にした。

高校生が東京都内のスーパーで福島産野菜を敬遠する消費者の姿にショックを受け、友人2人と共に食材の
安全性や農家の熱意を伝えようと活動を始める。

県産野菜など食材と生産者の思いをセットで提供する「食べる通信」の編集に参加。作り手の苦労や農産物の
おいしさを発信する。

LINEの利用率が高い若年層に風評被害の実態を伝えようと、初めて企画した。漫画はアプリ内の
「LINEまんが」で見ることができる。配信は11日まで。終了後は復興庁のホームページに掲載する。

https://storage.kahoku.co.jp/images/2018/12/05/20181205kho000000088000c/001_size4.jpg

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201812/20181205_63021.html