韓国最大ローファームが家宅捜索…「強制徴用裁判への関与疑惑」
https://japanese.joins.com/article/712/247712.html

梁承泰(ヤン・スンテ)元大法院長時代の司法壟断疑惑を捜査中の韓国検察が、
韓国内の最大ローファームの「金・張法律事務所(以下、金・張)」を先月、家宅捜索していた。
金・張が検察の家宅捜索を受けたのは今回が初めてだ。

ソウル中央地検司法壟断捜査チームは先月12日、金・張所属のクァク・ビョンフン弁護士と
ハン弁護士の事務室を家宅捜索したと3日、明らかにした。

クァク弁護士は朴槿恵(パク・クネ)政府で2015年2月から翌年5月まで青瓦台(チョンワデ、大統領府)
法務秘書官を、ハン弁護士は日本戦犯企業側の訴訟代理をそれぞれ務めた。

両弁護士は日帝強制徴用訴訟当時、梁承泰大法院側と接触して裁判遅延に関与したという
疑惑がもたれている。検察は今回の家宅捜索で梁承泰大法院が金・張と数回接触した情況を
相当数確保したという。

(中略)

2012年、大法院は日本戦犯企業が強制徴用被害者に賠償するべきだという趣旨で
事件を破棄差し戻しをした。その後、大法院は5年も裁判を遅らせた。この過程で
韓日外交関係を意識した朴槿恵(パク・クネ)政府と梁承泰司法府のいわゆる「裁判取り引き」があって
故意に裁判を遅らせたという疑惑がふくらんでいた。