たとえばトンカチでコンクリート叩いてひび割れや劣化を調べる仕事。日本のインフラは老朽化していていくらでもやらなきゃいけない場所はある。

時給千円で一人にやらせるより、300円で三人にやらせたほうがずっといい。そりゃ千円もらってた奴は損だと思うだろう。しかし全くもらえてなかった3人からすれば大幅なプラス。

国民ほとんどが中間層で、儲かる仕事がいくらでもあった時代なら、ディスカウントを防止する最低賃金も弱者保護だったろう。

でも今はそうじゃない。最低賃金は労働者を、職にありついた労働奴隷と仕事の無い棄民に分断する役割しかしていない。