大阪・茨木市の会社の敷地内に無許可で大量の土砂を運び込んで投棄したとして、警察は70歳の経営者の男を市の土砂条例違反などの疑いで逮捕しました。

逮捕されたのは大阪・茨木市の自動車修理会社の社長で、韓国籍の稲葉吾郎、本名、孫石根容疑者(70)です。
警察によりますと、孫社長は、ことし4月から6月にかけて茨木市の許可を受けずに、会社の敷地などにおよそ700平方メートルの面積にあたる大量の土砂を運び込んで投棄し
たとして、市の土砂条例違反などの疑いが持たれています。
土砂は大阪府内の建設現場から出たものとみられ、料金を受け取って処理を引き受けていたということです。
会社がある地域は、土砂災害のおそれがあるとして国から砂防指定地に指定されていて、茨木市では土砂崩れの防止対策を取るよう求めていましたが、応じていなかったというこ
とです。
調べに対し、「私が土砂を入れたことに間違いありません」と容疑を認めているということで、警察が詳しいいきさつを調べています。
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20181119/0009862.html