>>223
転載

日本列島に住む人々がいつ頃から米を原料とした酒を造るようになったのかは定かではないが稲作、とりわけ水稲の耕作が定着し、安定して米が収穫できるようになってからのことであるのは確かと思われる

日本国外には、中国大陸揚子江流域に紀元前4800年ごろ稲作が始まり、ここで造られた米酒が日本に輸出されたのが日本酒の起源とする説もあるが、年代的にもっとも前に位置するとは云え、さまざまな点で無理があり、日本国内ではほとんど支持されていない

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『古事記』には応神天皇(『新撰姓氏録』によれば仁徳天皇)の御世に来朝した百済人の須須許里(すすこり)が大御酒(おおみき)を醸造して天皇に献上したという記述がある
『新撰姓氏録』によれば、この献上を行なったのは兄曽曽保利と妹曽曽保利の二人ということになっており、この二人を酒の神として祀る神社もある[要出典]。百済からの帰化人が用いた醸造法ということであれば、それは麹によるものであったとみられる