そもそも沖縄の米海兵隊第3遠征軍は日本防衛やだけでなく中東〜アジア地域の安定平和維持を目的としています 


海外遠征訓練や有事による遠方への前線展開輸送はいつも米海軍の輸送艦、強襲揚陸艦で移動します 
、したがって米海兵隊の訓練場や訓練地域は展開機動性を考慮すると
米海軍揚陸艦の母港に近い場所を拠点とするのは当然なのです 


自衛隊は強襲揚陸艦を持っていませんが、日本版海兵隊とする陸自の水陸機動団は
米海軍と同じく佐世保に配備された海自のおおすみ型輸送艦で島嶼上陸訓練を実施しています
水陸機動団が展開機動性を考慮し佐世保に拠点を置き、佐賀空港にもオスプレイを配備したいのはその為なのです

そして米海兵隊と陸自水陸機動団による日米合同の島嶼奪還訓練も定期的に実施されています
「日米防衛協力のための指針(日米ガイドライン)」には、日本領土領海領空、離島周辺で外国から武力侵攻が起きた時にまず第一義的に対応するのは自衛隊だと明記されていて

在日米軍はその自衛隊の作戦を支援、補完する事になっています