ネトウヨ(ネット右翼)と呼ばれる人が、ネトウヨサイトで、日本を卑(いや)しめてるような記事をわざわざ読んで、その国の政府やその国の人たちを罵倒したりするコメントを書いたりしていますよね。

 限りある人生の時間を、不快なものをわざわざ見て、怒って、嫌な気持ちになって、他者を罵倒したりするというのは、そういうことにまったく興味がない人からみると、時間の無駄だし、アホなことやってるなぁ、と思えるようなことだったりします。

 そういったサイトの中にはヘイトスピーチで訴えられて裁判で負けたりしてるサイトもあるんですけど、一説によると、1日に4500万ページビュー(PV)ぐらいあったそうです。

 ということで、こういった「怒る」というエンターテインメントで余暇を過ごす人が、日本人の中にはそれなりに大勢いるってことだと思うのですね。

 なので、「なぜこういうことをやるのか?」というと「不快になる」という最初の段階が目的ではなくて、「怒って、他者を罵倒する」ということの方が目的だったりします。だから、こういったネトウヨサイトは大体コメント欄があったりします。


中略


 世の中にはもっと面白い娯楽や、エンターテインメントがいっぱいあったりします。異性と楽しい時間を過ごすとかでもいいですけど。
ただ、そういったことには、コミュニケーション能力やお金が必要だったりします。でも、そういったお金や能力のない人でも「楽しめる娯楽」が他者を責めることだったりするわけですね。


全文
https://ironna.jp/article/11079