猛暑でアース製薬 業績ダウン アウトドア減り 蚊も元気なく

家庭用の殺虫剤などを手がける「アース製薬」は、ことし1年間の決算の最終的な利益の見通しを
大幅に下方修正しました。猛暑の影響でアウトドアを楽しむ人が減り、虫よけなどの売り上げが
減ったことが主な要因だとしています。

発表によりますと、アース製薬はことし12月期の決算の最終利益の見通しについて、これまでの
30億円から95%少ない1億5000万円へと大幅に下方修正しました。

この夏の記録的な猛暑の影響などでアウトドアを楽しむ人が減ったうえ、蚊の活動も鈍り、虫よけなどの
売り上げが減少したことが主な要因だとしています。

アース製薬は「猛暑の影響は予想以上だった。今後は虫よけだけでなく、日用品の販売を伸ばすなど、
主力商品の多角化に力を入れていきたい」としています。

猛暑はエアコンの出荷などにはプラスに働きましたが、製品によってはマイナスの影響を及ぼしています。
家庭用の殺虫剤などを手がける「アース製薬」は、ことし1年間の決算の最終的な利益の見通しを大幅に
下方修正しました。猛暑の影響でアウトドアを楽しむ人が減り、虫よけなどの売り上げが減ったことが
主な要因だとしています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181105/k10011699411000.html